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​世界標準の診療とは?

『EBM』という言葉があります。

 これは、根拠に基づく医療と訳されます。根拠を大切にして、患者さんの希望や想いを十分に考え、経済性や継続性など総合的に相談して治療方針を決めます。

 

 実は、最新・最先端の治療法が一番良いとは限りません。例えば、現在、多用されている新しいプラスチック(レジン)による治療もいいですが、50年以上前からあるセメントの治療も場合によっては新しい治療より有効なことがあります。

 

 このようなに『根拠』がとても重要であり、根拠(情報)を得るためには日本語の情報だけでは全く足らず、英語の情報が必要になります。そして、得られた情報が本当に良い根拠として目の前の患者さんに使えるのかを考える必要があります。

 

 患者さんには、最新の根拠をわかりやすく説明して、患者さんの希望や想いも鑑みるEBMという医療のやり方が世界標準の診療であると私達は考えております。

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